YouTube Netflix 字幕付き

写真管理が確定していない。だから「写真管理 3」を書けないでいる。何もしていないわけではない。Web検索、YouTubeで動画は見て学ぼうとしている。しかし、断捨離で本を整理していて、寒い中、埃も吸って風邪を引いてしまった。昨日は終日YouTubeを見ながら寝ていた。

接写(マクロ撮影)に優れているというのでOLYNPUS・TG-6を購入したので、YouTubeで使い方動画を調べていた。このデジカメは水中撮影にも優れているようで、圧倒的に水中撮影のノウハウを教える動画が多かった。日本の動画で私が求めているものが少なく、英語の動画がどんどん表示される。最初は我慢してみていたが、何本も見るのはつらい。そのうち、字幕が付くものがあった。不思議に思いネットで調べてみるとどうも最近のYouTubeには字幕機能があるのだという。

iPadの場合は、画面をタップするといろいろな機能ボタンが表示される。その右上に「CC」ボタンが表示されているので、ここをタップする・タップしないで字幕が付いたり消えたりする。

これには驚いた。まあパソコンの機能などというものは、「人間がこうしたい、こうしたら便利だ」どいうことが、機能開発のもとになっているのだから、何の不思議もない。動画の未来は明るいと言える。

ただし、YouTubeの日本語字幕は黒枠の白文字になっている。残念なのは、その黒枠が狭く、明るい画面ではよく見えないのである。英語字幕はよく見えるので、これからの問題なのだろう。まもなく解決されるに違いない。

この話を家内にしたら、さっそくテレビに向かい、動画を見始めた。家内はもともと韓ドラや中国ドラマをよく見ていたが、NHK紅白歌合戦で藤井風を聞いて以来、がぜんとち狂ってその音楽や動画をYouTubeで見まくっている。風くんは日本というより海外で人気が先行していた。だからYouTub動画の多くは英語発信である。これで日本語字幕が見れるからだと思った。

ところが、家内はNetflixをかけはじめたのだ。最近、Netflixでは風くんのコンサートが配信されるようになったのだ。藤井風は先に海外で有名になっていたから、英語の歌詞も多い。字幕を英語にすれば、どんな歌詞かがわかるのだ。わぁと言いながら、一緒に踊り歌っている(笑)。

そこで、PrimeVideoとU-NEXTを調べてみたが、こちらは字幕機能はなかった。さすがNetflixは世界を席巻する企業である。複数言語に対応しているから、これは外国語学習者にもとても便利だ。

私も何本か中国語ドラマで試してみた。私は中国語を勉強し、20数年前、北京にいたことがある。今は知らないが、当時は中国のテレビを見ているとよく中国語字幕が付いていた。つまり、国土が広いから訛りというよりは、地方によって言語が異なる。それで、標準語で小学校から授業をしたり、テレビにも中国語字幕が付いている。

何と同じ中国人なのに映画やドラマには標準語の吹き替えの付いているものが多かった。つまり標準語を教育しているから、演者が訛りのある標準語では困るのだ。日本のドラマなど、東北が舞台になれば雰囲気を出すために、演者は東北弁を覚えようとする。中国では逆である。外国語に吹き替えが付くのと同じように、標準語による吹替が付くのである。

そんなこともあって、私は中国の歴史ドラマが好きだったので、わざわざ中国語字幕の付いているVCD(当時はDVDではなかった)を買いに行ったものだ。ヒアリングに最適なのだ。そんな私にとっては、青天の霹靂である。もう中国語字幕付きのドラマを買う必要がなくなった。

世の中はどんどん進んでいる。これまでの苦労は何だったのか、とふと思う。