松本家具の処分

ブログ書き込みを数日さぼり。写真管理はさておき、いろいろ忙しかった。

現在、ブログができるようになるまでの途中経過を書いているが、並行して断捨離も行っている。病後2度ほど行ったが、今回は事務所として使っていた部屋を息子に明け渡そうと思い、やることにした。前回までは、書籍が主であったが、今回は家具・書籍の処分と、エアコン・冷蔵庫・洗濯機の入れ替え、雑物の廃棄である。病後だいぶ回復したとはいえ、まだ要支援の身、病院・リハビリには通っている。結構毎日がしんどい。

先日、結婚した時にそろえた松本家具のタンス・引き出しを専門業者さんに引き取ってもらった。タンスは毎日のように使っており、少し汚れていた。タンスは普段使わない洋服を入れていたので、傷もなくきれいだった。

しかし、タンスはきれいでも値が付かないのだという。最近のマンションは備え付けの家具も多く、大きすぎて売れないのだという。まだ引き出しは汚れていても値が少しついた。いずれにしても二束三文である。もっとも当方はごみとして出すのは大変なので、持って行ってもらえるだけでもありがたい。

まあ、こちらの思いはそうだが、こう物が安く扱われるのはどうかとも思う。中古市場というものができて、商売が成り立つのはいいことなのかもしれないが……。そういえば、わがマンションのポストにも廃品回収のチラシが多くなった。遺品整理も盛んだという。先日もネットで古書店を探していたら、「遺品整理も行います」と書いてあったのには驚いた。世の中は明らかに変わってきているのだ。

一方、メルカリをやる人が多いという。かくいう我が家も時折使っている。いい物だと自負する人たちが、時間・場所というリスクをしょいながら、自分たちの思い値で売ることができるのは、古物商に対する、消費者の反乱なのかもしれない。世の中の仕組みの変遷とは面白い物だ。